1 事故発生

八戸市在住の70代の自営業者(男性)が、トラクターで道路を走行中に普通乗用自動車に追突され、路上に投げ出されて、脳挫傷等の重症を負い、亡くなられました。

2 相談・依頼のきっかけ

保険会社から2955万円での示談提示があったところ、ご遺族が「保険会社の提示額が妥当かどうかを知りたい」とのことで、相談されました。
当事務所の弁護士が、裁判基準と比べると低い金額であることを説明すると、ご遺族は、適正な補償を求めたいとのことで、当事務所に依頼いただきました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、まずは示談交渉による解決を試みましたが、保険会社は、わずかな増額にしか応じてきませんでした。
そこで、ご遺族の意向に基づき、裁判を提起することとしました。

4 当事務所が関与した結果

裁判の結果、1045万円の増額に成功し、4000万円の獲得での和解が成立しました。
裁判基準による賠償金を、しっかりと確保しました。

【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額(獲得合計額)を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得額として記載させていただいております。

5 解決のポイント(雑感)

裁判では、カルテの取り寄せや検討などもあり、最終的に賠償金が支払われるまでに、約1年半を要しました。
このように、適正な補償を獲得するためには、粘り強く腰を据えて臨むことが、ケースによっては大切なのです。

6 お客様の声

木村先生にお願して良かった。
別な弁護士に相談したところ、増額は無理と言われあきらめかけていましたが、ホームページで木村先生を知り相談して本当に良かった。
感謝です。


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