1 事故発生

30代の男性が、バイク(原付)で道路を直進中、道路外へ左折する自動車に衝突される巻き込み事故に遭い、左肩関節内骨折などの傷害を負いました。

2 相談・依頼のきっかけ

依頼者は、症状固定前の段階で、慰謝料などについて知りたいとのことで、ご相談いただきました。
そして、今後の対応をご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、依頼者が症状固定に至ると、被害者請求で後遺障害等級の認定手続を行いました。
その結果、適正等級である12級13号を獲得し、まずは自賠責保険金224万円を確保しました。
そして、適正な賠償金を請求して訴訟を提起しました。

4 当事務所が関与した結果

訴訟において、保険会社側はこちらが主張する損害額を争うほか、依頼者の過失割合が70%との不当な主張をしてきました。
これに対し、当事務所の弁護士が粘り強く争っていきました。
最終的に、裁判基準での損害額を前提に、依頼者の過失割合を30%とする内容での和解を勝ち取りました。
和解金額は500万円、自賠責保険金の224万円を合わせると、合計で724万円の獲得となりました。

主な損害項目 金額
休業損害 69万円
傷害慰謝料 155万円
後遺障害逸失利益 525万円
後遺障害慰謝料 290万円

※上記の表の合計額は、724万円を超えていますが、保険会社が治療中に負担した既払い額、自賠責保険金の受領、および30%の過失相殺がありますので、金額に矛盾はありません。
※いずれも、裁判基準の満額を獲得しています。

【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額(獲得合計額)を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得額として記載させていただいております。

5 解決のポイント(所感)

保険会社側が執拗に不当な主張を繰り返しましたが(特に過失割合)、当事務所の弁護士が一歩も引かずに戦い続けたことで、納得できる解決に至りました。

6 お客様の声

忙しいと思われる中でも、親切でスピーディーな対応、説明をしていただき安心して結果を待つことができました。
ありがとうございました。

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