１　事故発生

４０代の兼業主婦が、自動車を運転して青信号で交差点に進入したところ、交差道路から赤信号無視で交差点に進入してきた加害者運転の自動車に衝突され、頚部挫傷、背部挫傷、腰部挫傷、右肘捻挫の傷害を負いました。

２　相談・依頼のきっかけ

事故発生から４か月後の治療中の段階で、後遺障害等級についてご相談いただき、後遺障害等級の認定手続を含む以後の対応をご依頼いただくこととなりました。

３　当事務所の活動

依頼者は、事故発生から６か月余りで、症状固定に至りました。
そして、当事務所の弁護士は、速やかに、後遺障害等級の認定申請（被害者請求）を行いました。
認定結果は、頚部痛・運動時痛等の症状について１４級９号、背部痛・運動時痛等の症状について１４級９号、腰部痛・運動時痛等の症状について１４級９号、右肘の痛み・運動時痛等の症状について１４級９号、以上を合わせて併合１４級でした。
これにより、後遺障害１４級に対応する自賠責保険金７５万円を確保しました。
その後、当事務所の弁護士は、加害者側の保険会社との示談交渉を行いました。

４　当事務所が関与した結果

示談交渉において、加害者側の保険会社は、傷害慰謝料および後遺障害慰謝料について、裁判基準の９０％の金額を提示してきました。
これに対し、当事務所の弁護士は、裁判基準の満額以外であれば訴訟（裁判）を提起すると通告し、満額回答を求めて交渉しました。
その結果、加害者側の保険会社は、傷害慰謝料および後遺障害慰謝料について、満額賠償に応じると回答してきました。
これにより、損害賠償金２９５万円を支払わせる内容での示談を勝ち取り、上記の自賠責保険金７５万円を加えて、合計３７０万円の獲得となりました。

【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額（獲得合計額）を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得金額として記載させていただいております。

５　解決のポイント（所感）

加害者側の保険会社は、当初、訴訟（裁判）外の示談交渉であるからという理由で、裁判基準から割引した賠償提示をしてきました。
実際のところ、このような割引賠償に応じて示談してしまう弁護士も存在します。
しかし、当事務所では、あくまで裁判基準での満額賠償を受けることにこだわっておりますので、訴訟（裁判）の提起を視野に入れた強気の交渉をし、満額賠償を勝ち取った実績が数多くございます。
交通事故の被害に遭われた方は、ぜひ一度、当事務所にご相談ください。

６　お客様の声

この度は、交通事故によるけがの件で大変お世話になりました。
対応や説明など分かりやすく、とても信頼し、お任せできました。
また相談があるときは宜しくお願い致します。

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