1 事故発生

青森市周辺エリア在住の90代の女性が、道路横断中に自動車にはねられ、お亡くなりになりました。

2 相談・依頼のきっかけ

保険会社から1600万円の示談提示があったのに対し、ご遺族が「金額が正当なものかどうかを聞きたい」とのことで、当事務所にご相談いただきました。
当事務所の弁護士が「裁判基準による適正な金額よりも低く計算されている」旨を説明したところ、適正な賠償金の獲得に向けた対応をご依頼いただくこととなりました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、裁判基準による適正な賠償金の支払を求め、保険会社と示談交渉を開始しました。
しかし、保険会社の回答は、1600万円のまま変わらなかったため、ご遺族と協議のうえで、裁判を提起して解決を図ることとしました。

4 当事務所が関与した結果

当事務所の弁護士による裁判対応の結果、2800万円を賠償するとの和解が成立し、1200万円の増額を勝ち取りました。

主な損害項目 保険会社の提示 当事務所介入の結果
傷害慰謝料 80万円 150万円
葬儀費 100万円 150万円
死亡慰謝料 1050万円 2500万円
調整金 240万円
※上記の金額は、いずれも裁判基準で認定されています。調整金は、弁護士費用・遅延損害金を考慮して付加されたものです。また、上記のほかに、死亡逸失利益(稼働・年金)などが認められています。上記の合計だけで2800万円を超えていますが、一定の過失相殺があったため、獲得額は2800万円で間違いありません。

【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額(獲得合計額)を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得額として記載させていただいております。

5 解決のポイント(所感)

弁護士が介入しても、不当な賠償提示を維持する保険会社も存在します。
適正な賠償金を獲得するためには、裁判を嫌っていては足元を見られてしまいます。
当事務所では、適正な賠償金を獲得するために、裁判の対応を厭わずに徹底的に戦います。

6 お客様の声

不安いっぱいで相談に来ましたが、先生の話を聞いたりしているうち少しずつ安心と変わっていき、とても満足しています。

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