1 事故発生

50代の男性(被害者)が、優先道路を走行中、一時停止無視をしてきた自動車に衝突されるという交通事故に遭い、亡くなられました。

2 相談・依頼のきっかけ

被害者には子がいなかったため、被害者の母親である70代の女性(依頼者)が相続人となりました。

依頼者は耳が遠く、被害者が遠方に住んでおり、事故状況などがよく分からず、保険会社との対応に不安があるため、対応をお願いしたいとのことで、当事務所にご相談・ご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、まず、損害算定に必要な書類を収集するとともに、事故状況の調査をすることとしました。
そして、これを踏まえて保険会社に対する損害賠償請求を試みました。

しかし、保険会社からは、依頼者には音信不通の離婚した元夫(被害者の父親)がいることを踏まえ、相続人の代表者を決めなければ交渉に応じられないと回答されたため、裁判で解決を図ることとしました。

4 当事務所が関与した結果

裁判では、保険会社側から、加害者が道路標識を視認できず、通常の交通事故に比べて加害者の過失割合が相当程度低い旨の反論をされました。
これに対し、当事務所の弁護士が主張・立証を尽くした結果、葬祭費が一部認められなかった点はあるものの、こちらの主張がほぼ認められる内容である4050万円での和解が成立しました(なお、依頼者の元夫は途中で相続放棄したため、依頼者が相続分のすべてを取得した形での解決となります)。

【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額(獲得合計額)を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当法律事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得額として記載させていただいております。

5 所感

本件のように、遠方に住んでいるご家族が交通事故の被害に遭われた場合、状況が分からず混乱される方も多いでしょう。
また、そうでなくとも保険会社との対応に不安があったり、苦慮されたりする方も少なくありません。
本件は、依頼者が弁護士に早期にご相談・ご依頼いただいたこともあり、ご満足いただける結果を実現することができました。

6 お客様の声


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